赤ちゃんの便秘にりんごが良いの？健康効果と正しい与え方

赤ちゃんの離乳食で、りんごは良く利用さ
れていますよね。
手に入りやすく、甘みがあり好んで食べて
くれる赤ちゃんが多いのも、りんごが人気
の理由です。

りんごは、赤ちゃんの健康にも優れた果物
なので、ぜひ離乳食に取り入れたい食べ物
の１つです。

りんごの健康への効果として、便秘解消が
期待できると聞きますが、実際はどうなの
でしょうか？
りんごの健康への効果や正しい与え方を
ご紹介します。

赤ちゃんが便秘になってしまうことは珍し
いことではありません。

ミルクや水分が足りていない、環境の変化、
運動不足などの理由があげられます。
また、腸がまだ未発達のため、便の回数や
状態が一定ではないためだとも考えられて
います。

離乳食が始まり、食生活が変化すると
赤ちゃんが便秘になりやすいと考えられて
います。
そこで、離乳食として与える食べ物の中で、
りんごが便秘解消にも良いと言われていま
す。

それはなぜかと言いますと、食物繊維が
豊富なのと、りんごに含まれるアップル
ペクチンと言う成分に、高い調整作用があ
るためです。

りんごに含まれる水溶性食物繊維（アップ
ルペクチン）は、水分を含むことでゼリー
状となり、便の排出を促してくれます。
このアップルペクチンと言う成分は、腸内
の善玉菌を増やし、腸内環境を整え便を
排出しやすくしてくれます。

そして、果糖が腸内の水分を増やすので
便を柔らかくしてくれます。

なので、赤ちゃんが便秘や下痢で苦しそう
にしてい時に、りんごを食べさせてあげた
り、りんごの果汁を飲ませてあげるとお腹
の調子が整い症状が和らぐでしょう。

便秘の解消や便秘の予防にもりんごは
有効的かと思われます。
離乳食を始めたばかりの赤ちゃんには、
少しずつ与え、徐々に量を調節してあげて
ください。

しかし、最近の研究では逆効果になるとも
言われています。

それはなぜかと言うと、りんごに含まれて
いるペクチンが便を硬くしてしまう働きが
あるようなのです。

よって、下痢を起こしている赤ちゃんには
良いのですが、便秘っぽい赤ちゃんは便秘
を進行させてしまう可能性があるようです。

それは赤ちゃんの体質にもよりますので、
りんごを与えてみて、便秘が改善されなか
った場合は、別の方法を考えた方が良いか
もしれません。

初めから与えないと言うよりは、まずは
試してみるのも良いかと思います。

また、りんごには他にも体に良い成分が
豊富に含まれています。

・ポリフェノールは、赤ちゃんの肌を紫外
　線から守り、アレルギー予防、口臭予防、
　血流を良くする働きがあります。

・ビタミンＣは、風邪予防をしてくれます。

・ペクチンは粘膜の保護をして、赤ちゃん
　の健康を守ってくれます。

・ペクチンやセルロースなどの食物繊維が
　多く含まれています。

・クエン酸やリンゴ酸などの有機酸が多く
　含まれていて、それらは胃腸の働きを良
　くしてくれます。また、殺菌作用もある
　ので、赤ちゃんを病気から守ってくれま
　す。

りんごには、赤ちゃんにとって良い成分が
豊富に含まれているんですね。
これらを見ても、りんごが離乳食に適して
いることが分かります。

りんごは、栄養豊富で赤ちゃんにはぜひ
積極的に食べさせてあげたいものですね。

手軽に買えて調理法も難しくないので、
離乳食で困ったときにも持って来いです。

便秘に関しては、良い悪いどちらの意見も
あるようですが、まずは試してみても良い
かと思います。
様子をみて、だめなら他の方法を探して
みましょう。

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