赤ちゃんのいびきは身体に影響あるの?と思ってるママもいるのではないでしょうか?
うちの娘もいびきをかきますが、まだ小さい赤ちゃんがいびきをかく事によって
心臓や肺、脳など身体の大切な重要部分に影響があるのかまとめてみました。
赤ちゃんのいびきは心臓に影響はあるの?
赤ちゃんのいびきは危険な物と安全ないびきがあります。
ですが、安全ないびきでも毎日のようにいびきをかくと良くありません。
いびきが習慣化してる場合は、赤ちゃんが
急性鼻炎・アレルギー性鼻炎・扁桃肥大などの病気になってる場合が殆ど。
赤ちゃんは、元々気道が狭い上、扁桃肥大になってると呼吸がしにくい為
いびきをかきます。
病院に行けば、どれも対処できる病気ですし、成長と共に改善されるケースが
多いので、そこまで心配はいりませんが、
毎日の睡眠中、いびきをかいて体内に取り込む酸素の量が減ると
身体が低酸素状態になってしまい、成長ホルモンの分泌も低下してしまいます。
いびきが続く状態は、心臓の負担にもなり、育ち盛りの赤ちゃんにとっては
小さい心臓を強くしなければならない時に
いびきが原因で負担が大きくなる上、低酸素状態になるのでそれを補おうと
さらに心臓の動きを早めて身体に酸素を届けようと頑張ります。
心臓が限界に達すれば呼吸困難になったり、最悪の場合は突然死にも繋がります。
いびきといびきの間に呼吸がしばらくない、無呼吸状態になる場合もあり、
その時は酸素の取り込みが無いまま心臓を動かさなければならないので
かなりの負担になります。
心臓に影響があると言う事は、赤ちゃんの
運動能力の低下・低身長・低体重だけでなく、精神面でも
なかなかやる気のでない、常に活気がない状態になりやすい事も
研究で分かってきています。
いびき中はグッスリ眠ってるようですが、実は眠りが浅く、心臓の負担はもちろん
疲れも取れにくい為、風邪を引きやすかったりと体質が弱くなってしまう
傾向にあるので、良い事は1つもありません。
あまりにも毎日のようにいびきをかいてるようであれば
“たかがいびき”と思わずに1度病院に行って医師に診てもらうと安心です。
赤ちゃんのいびきって肺は大丈夫?
肺への影響は、無呼吸症候群でなければさほど心配はいりません。
いびきをかいていても、呼吸がきちんとあれば
通常の鼻呼吸よりも取り込む酸素の量は少ないですが、
肺に酸素は送られています。
無呼吸症候群でしたら、肺にも影響はあるのですぐ病院に行きましょう!!
長い間無呼吸状態でいると一時的に身体の酸素濃度が低下し
体内には酸素ではなく二酸化炭素濃度が上がり危険な状態になります。
もちろん、肺にもこの場合は影響がある為、悪い事だらけです。
無呼吸状態があるいびきを赤ちゃんがかいていたら
日中でも常に眠たい為、1日中寝ていたり、息苦しくて突然目覚めて泣いたり、
息切れが激しく、そのまま呼吸停止してしまい、死にいたる場合もあるので
赤ちゃんがいびきといびきの間長めの時間が開いたら病院へ急いでください!
赤ちゃんのいびきは脳に異常があるの?
いびきをかく事は、鼻呼吸でなく口呼吸であり、
気道が狭くなってる事が原因ですが、
口呼吸だと、取り込む酸素の量が少ない為、
日中起きてる時や、鼻呼吸で寝てる時と比べ体内の酸素濃度が下がる為、
これを補おうと心臓の動きが早まり、高血圧になってしまいます。
高血圧になると、血管が切れやすい為にそれが原因で脳に障害が出る場合があります。
「いびきをかく=脳に障害がある」のではなく、
「いびきをかく+他の病気にかかる=障害が出る」という事なので
最初から障害があると言う訳ではありません。
いびきから、酸素濃度が低下するだけでも
動脈硬化や心筋梗塞・脳梗塞を起こしやすくもなるので
毎日いびきをかく、大音量のいびきをかく場合は要注意です!
おわりに
赤ちゃんの睡眠を見守れるのは、一緒に住んでるママとパパ以外に居ません。
赤ちゃんのいびきの変化や、この記事を読んで心当たりが少しでもあれば
病院に行ってお医者さんに診てもらいましょう!!