口内炎って何をしてても痛いしなかなか治らないし、本当厄介ですよね。
自然に治るかなと思っているとだんだん大きくなって悪化することもあります。
今回は口内炎にずっと悩まされている私の口内炎を治すための方法をご紹介します。
今すぐなんとかしたいときに試したい薬以外の方法や、病院は何科を受診すべきか、
治すための食材を詳しくご紹介します。
目次
口内炎を治す薬以外の方法は?
口内炎がすごーく痛いけどドラッグストアにも行けない・病院にも行けない、そんな状況で試してほしい方法です。
口内炎を治す民間療法は様々ありますが、
中には「医学的根拠がない!」「更に悪化した!」など意見があるものも多いです。
その中でも2つだけ、医学的根拠がある民間療法を紹介します。
はちみつココア
おいしそうな組み合わせですが、かなり効果があります。
効果はありますが、本当~に痛いので覚悟が必要です。
はちみつココアは、はちみつとココアパウダーを混ぜるだけなので簡単に作れます。
ティースプーンに軽く1杯ずつくらいの量で充分間に合います。
使い方は患部の唾液をティッシュで拭き取って、はちみつココアを塗るだけです。
正直、涙もうめき声もでるほど痛いです、が!とてもよく効きます。
口の中ではちみつココアが無くなってるころには口内炎の痛みもだいぶ和らいでいます。
はちみつは炎症を鎮めて口内細菌の繁殖を抑える働きがあり治癒効果が期待できます。
更にココアは治癒力アップを助ける亜鉛・鉄分が含まれているので、
はちみつ同様治癒効果が期待できます。
はちみつは医薬品として認められているほどの、自然が生んだ健康食品。
寒い時期はミルクに溶かして飲むのも美味しいし、風邪を引きやすい季節の栄養補給にもぴったり!
はちみつは天然のもの、ココアは純ココアがおすすめです。
イソジンでぶくぶくうがい
冬に大活躍するイソジンうがい薬。
うがい薬の定番中の定番で、子供のときから使っているという方は多いと思います。
イソジンうがい薬は風邪予防のためだけでなく、口腔内やのどの殺菌にも効果があります。
口内炎は歯磨きをする前後では痛みが違いませんか?
それは口腔内の細菌の数が違うからです。
・歯磨きする前はすごく痛い→細菌が繁殖している
・歯磨きした後は少し和らいでいる→細菌が減少している
口内炎は口腔内の傷に細菌が繁殖することで口内炎になります。
細菌の繁殖を抑えることで炎症が静まり、痛みが取れていくのです。
朝晩の定期的な歯磨き以外のときもイソジンうがい薬でぶくぶくとうがいをして細菌の繁殖を抑えましょう。
口内炎を治すための病院は何科?
口内炎は時間がかかっても自然に治癒するものなので即病院!という方は少ないかもしれません。
しかし、さすが病院と言うべきか病院にかかるとあっという間に治ります。
口内炎を治すための病院は何科に行けば良いのでしょうか?
歯科
ひとくちに歯医者さんと言っても、歯科・口腔外科・審美歯科・矯正歯科など様々ですよね。
いずれも歯科医には変わりありませんので口内炎に対する治療はどこでも大丈夫です。
特に歯科の数は多いので、仕事先でも飛び込みやすいというのがいいところですよね。
更に歯科では歯を中心とした口腔環境も診てもらえます。
・口腔環境が悪いから口内炎が頻繁なのかも?
・この歯がぶつかっているから傷が出来やすいのかも?
というような口内炎の根本からの解決も見込めます。
歯科で出来る口内炎の治療としては
・高周波治療
・レーザー治療
・薬の処方
が主となっています。
高周波治療、レーザー治療はいずれも炎症を抑えて痛みを取って、傷口をふさいで殺菌をします。
5分くらいで終わりますし治療自体は痛くありません。
今すぐに痛みを取りたい!という方におすすめです。
歯科によって高周波・レーザー治療の機械が無い歯科医院もあります。
事前に確認すると安心です。
私が行っている歯科では口内炎の治療は薬の処方のみ、ということで軟膏だけ処方してもらいました。
処方されたのはアフタゾロンという軟膏です。
保険適用で200円くらいだったと思います。
びっくりするほどすぐ治りますし、軟膏を1本持っておくと次に口内炎が出来たときに安心ですよね。
耳鼻咽喉科
実は口内炎の専門医である耳鼻咽喉科。
歯科と違って投薬治療がほとんどです。
歯科と違うもう一つは、特に子供に多いヘルパンギーナや手足口病などの病気も発見できるところです。
口内炎かと思って受診したら実はヘルパンギーナだった、手足口病だった、
ということになると投薬も変わってきます。
口内炎もあるし、高熱が出ているというときは耳鼻咽喉科を受診しましょう。
内科・皮膚科
内科・皮膚科は口内炎専門医ではないですが、薬の処方はしてもらえます。
いつもの口内炎だなー軟膏もらいたいなーという方はお近くの内科や皮膚科でOKです。
実は前述したヘルパンギーナや手足口病は、内科でも診てもらえます。
他には、胃の調子が悪いし口内炎も出来ている…というときも内科で両方診てもらいましょう。
胃薬で胃の調子が戻ると口内炎も治るというケースは充分にあります。
口内炎を治す食材ってあるの?
レーザー治療や軟膏に比べると即効性はないものの、
口内炎の予防や改善に効果が期待できる食材(栄養素)があるんです!
頻繁に口内炎が出来て辛い方は、紹介する栄養素・食材を意識して摂取してみてくださいね。
ビタミンB2
ビタミンB群には、肌や粘膜を修復して守る働きがあります。
その中でもビタミンB2は「粘膜のビタミン」とも呼ばれており、粘膜にできてしまう口内炎にはビタミンB2が不可欠です。
出来てしまった口内炎の改善にも、口内炎の予防にも役立ちます。
ビタミンB2を多く含む食材は
・レバー(スモーク・豚・牛)
・うなぎ
・どじょう
・魚肉ソーセージ
・干し椎茸
・モロヘイヤ
などに特に多く含まれます。
30~49歳女性(妊婦、授乳婦除く)の1日のビタミンB2摂取の推奨量は1.2mg。
例えば豚レバーは100g当たりビタミンB2は3.6mg含まれています。
100gというと焼肉1人前くらいの量ですから、意外と少ないですよね。
とは言え毎日レバーやうなぎを食べるのはなかなか難しいもの。
他の食材で補ったり、サプリメントなどで無理なく補いましょう。
まとめ
これからの時期は忘年会や年末年始などでお酒を飲む機会も増えますし、
何かと慌ただしい時期です。
疲れるとあっという間に口内炎が出来るという方は要注意ですよ!
体からのメッセージを聞き逃さないようにしてくださいね。