子供の二大夏風邪の一つであるヘルパンギーナ。
発熱だけでなく、体や喉に発疹がでるため厄介な夏風邪です。
我が家の娘が罹患したときの症状や対策、外出はいつからOKか目安をまとめましたのでご紹介します。
ヘルパンギーナの症状と対策
毎年6月~8月ごろに流行するヘルパンギーナは夏風邪の原因として知られる「エンテロウイルス」による感染症です。
くしゃみや咳などの飛沫感染、唾液などからの接触感染が感染経路とされてるために、
4歳までの乳幼児が感染するケースが多いです。
我が家の娘がヘルパンギーナに罹ったのは生後11ヶ月のとき。
どんな症状がでて、どんな対策をしたかご紹介します。
突然の高熱、よだれダラダラ
朝いつも通り起きると、発熱していました。
38.5℃あり、びっくりしたのをよく覚えています。
鼻水や咳などの症状はないのですが、よだれがほとんど出ない娘にしては珍しくよだれがダラダラ。
心なしかいつもより元気がないなぁと思いながら、朝の授乳をしたら全く飲んでくれません。
【珍しくよだれダラダラ】【おっぱいが飲めない】【高熱】
の、キーワードで、もしかして風邪で喉が痛いのかな?とピンときました。
授乳が出来なくて高熱だと脱水症状になっちゃう!と焦り、水をスプーンで数杯飲ませ小児科を受診しました。
喉が痛い!熱が高い!
小児科での診察結果は「ヘルパンギーナ」でした。
喉の赤い水泡が特徴で赤く腫れるために喉が痛み、水分が摂れない・食べられないという状態にあったようです。
ヘルパンギーナは直接効く薬がないため、対処療法となります。
解熱の飲み薬と座薬を貰って帰宅しました。
朝8時におむつを替え、12時に帰宅しておむつを見ても1回か2回くらいしかおしっこが出ていないようでした。
脱水症状になっちゃう!!とまたまた焦り、授乳を試みるもギャン泣き。
「のどがいたくておっぱいのめないよー!」ってところでしょうか。
体温を測ってみると39.3℃。
私自身経験したことのない高熱だったので、またまたびっくり。
娘は娘で体がびっくりしているのか、抱っこしてもおんぶしてもどうやっても泣き止まず(泣)。
とにかく熱を下げて少し落ち着かせて寝せよう、と思い座薬をいれました。
おんぶしてしばらくは大泣きでしたが、だんだん効いてきたのかうなされながらようやく眠りに就きました。
授乳後ちょっと復活?
おんぶで眠ること3時間。
16時ごろ起きて体温を測ると37.8℃になっていました。
話かけると笑顔も見られたので、授乳に再々挑戦。
すると、静か~にコクリコクリと飲んでくれましたー!!!
脱水症状にはならないなと思い、心底ホッとしました。
授乳後は少しおもちゃで遊んだりテレビを見ることも出来たので、解熱・熟睡・授乳がよく効いたのかなと思います。
何か食べさせたらいいのかしらと悩んだのですが、とりあえず赤ちゃんせんべいを持たせたらゆっくり食べていました。
りんごジュースもあげてみましたが、喉が痛むようでこちらは拒否。
またスプーンで水を飲ませました。
その後は夕方またおんぶで一眠りし、入浴は避けて夜9時ごろ就寝。
特にうなされることもなくぐーすかとよく眠りました。
翌日以降はいつもどおり
翌朝は熱も37.5℃まで下り、喉の痛みも少し落ち着いたのか授乳や離乳食も特に嫌がることなくいつも通りでした。
(離乳食はおかゆのみにしました)
元気いっぱい!という感じではなく昼寝も長めにしていましたが、ぐったりした様子はありません。
翌々朝はケロッとして、何事もなかったかのようです。
子供は病気になりやすいけど、回復も早いというのは本当だな~と実感しました。
いつから外出した?
1日目(ヘルパンギーナの症状がでた日)→病院受診のみ
2日目→熱が下がらなかった為、外出なし
———————-平熱————————
3日目→ベビーカーで30分ほどお散歩
4日目→じぃじ・ばぁば宅で室内遊び
5・6・7日目→ベビーカーで1時間お散歩+自宅で室内遊び
8日目→近所の子育て支援広場へ
小児科を受診した際は、「保育園行ってるなら解熱後2日経って元気だったらOK」と言われましたが、
当時は保育園に行ってなかったので、1週間ゆっくりさせました。
私が自宅にいることに飽きてしまって大変でした(笑)。
まとめ
こうして振り返ってみると症状が嵐のように来て嵐のように過ぎ去っていきました。
感染性胃腸炎のように下痢や嘔吐がないので、比較的ラクだったなというのが個人的な感想です。
脱水症状や熱性けいれんに気をつければ、とっても怖い感染症ではありません。
とは言っても感染しないにこしたことはありませんから、早寝早起き・たっぷり運動・たっぷり睡眠を心がけて、
体力や免疫力を上げて少しでも予防したいですね。