先日2歳9ヶ月の娘が扁桃炎にかかり、丸々一週間体調を崩していました。
両親ともに扁桃炎にかかったことが無かったのでどんな症状がでるのかわからず、
体調が落ち着くまでとても心配でした。
私が経験した子供の扁桃炎の症状や高熱が続くのか、いびきが変なのか、子供の扁桃炎体験談をご紹介します。
目次
子供の扁桃炎の症状は？
ある日、朝なかなか起きてこない娘の体を触ったら、38.7℃の高熱が出ていました。
泣いていないのにぽろぽろと零れる涙、テレビを見ながらほとんど動かない状態だったのですが、
鼻水や咳は出ていません。
普通の風邪じゃない気がすると思い、内科に受診すると扁桃炎との診断が！
扁桃炎！こりゃ大変だ！とは思いながらも、よくよく考えたら「へんとうえんって…なに？」状態の私。
自分自身がかかったことのない病気は何がどう辛くてどうすればいいのかわからないものですよね。
娘に表れた症状をご紹介します。
扁桃炎の原因は？
扁桃炎は喉の両側にある扁桃腺に何らかの細菌やウィルスが入り込み炎症を起こします。
普段は細菌やウィルスが体内に入り込まないように防ぐ役割をしている扁桃腺が、
風邪や疲労、ストレスなどで体の抵抗力が落ちているときに働きが弱まってしまうことが原因とされています。
細菌というのはインフルエンザ、溶連菌（溶血性連鎖球菌）、肺炎球菌などのことを指します。
実際受診した内科でも溶連菌を検査を受けました。
娘は風邪っ気もないし、溶連菌もでなかったので、なんか疲れることしたかなー？と思い返してみると…
発熱の2日前にかなり暑い中で従兄の野球応援をしたんです。
1時間くらいでしたが大人でもあぁ疲れたと思うほどだったんですよね。
水分補給もしていたし元気に遊んでいたので気にしていなかったんですが、実際は体に負担だったのだろうと思います。
お医者さんから原因を特定された訳ではありませんが、娘の場合は疲労で発症したんではないかというのが母の見立てです。
扁桃炎の症状は？
扁桃炎の初期症状として
・喉が赤くなる
・喉が痛くて飲食物を飲みこむのがつらい
これらが挙げられます。
進行すると
・38℃以上の高熱
・扁桃腺に白い膿が出来る
・頭痛
・倦怠感
・関節痛
・頸部リンパ節の腫れ
というような症状が出てきます。
自宅では、娘も頭痛を訴えたり、抱っこをすると体が痛いと言って泣いていました。
喉が痛いとは言いませんでしたが、大好きなぶどうジュースをいらないと言っていたので恐らく沁みて痛かったんでしょうね。
水と麦茶は飲めていたので、少しずつ飲ませました。
子供の扁桃炎は高熱に注意
高熱が特徴的な扁桃炎ですが、子供の場合は熱性けいれんを起こす可能性があります。
長く高熱が続く扁桃炎ですから、注意が必要です。
高熱はいつまで？
扁桃炎の高熱は3日～1週間続くとされています。
娘の場合は、4日間38.5℃～39.6℃をいったりきたりして、5日目の朝37.5℃になり徐々に平熱まで下がっていきました。
受診した内科で5日分の抗生物質をもらっていたので、抗生物質を飲み終わるころに回復してきたという感じです。
私は「寝て汗かけば治るかな」と思っていたので熱を出した当日は使用しなかったのですが、
不思議と全く汗をかかないんです。
体は熱いのに手足は冷たく熱がまだ上がり切っていない状態が続いていたので、
2日目から座薬を使用。
座薬を使用すると少し熱が下がり大量の汗がでて、ようやく熟睡。
寝せてあげるためにも座薬や解熱剤はうまく使ってあげないといけないんだなと学びました。
3日目からは「おしりやだー！」と座薬を嫌がって泣いたので、粉薬の解熱剤にしました。
高熱中、エアコンはどうしてた？
扁桃炎だった週は最高気温32℃の蒸し暑さが続いていました。
室温28℃湿度70%だったのでエアコンをつけていましたが、娘が寒がったので消しました。
エアコンを消した途端に汗をかいて少し熱が下り、水を飲んだりゼリーを食べていました。
少し熱が下がったからか、おもちゃで遊ぶ余裕もあったようです。
あまり暑すぎると熱中症も怖いし何より疲れるだろうと思っていたのですが、
ある程度様子を見て付けたり消したりしてあげた方が良さそうです。
子供の扁桃炎はいびきが変？
鼻水や咳などの一般的な風邪症状とは違うのが扁桃炎の特徴ですが、
発症してから3日目、ズゴッズゴッという変ないびきと共に鼻水が出てきました。
扁桃炎って鼻水も出るの？と気になり、耳鼻科を受診しました。
鼻炎と扁桃炎はセットになる可能性あり？
耳鼻科を受診する前に電動鼻水吸い取り器で鼻水をすすってみたんですが、
ノズルが奥に入っていかず少し鼻血が出てしまいました。
素人判断でも鼻の粘膜が腫れてるのがよくわかるほどです。
変ないびきはここからきてるのかなと思い、耳鼻科で相談しました。
耳鼻科のお医者さん曰く
「鼻炎から扁桃炎になったのか、扁桃炎で喉が腫れて繋がっている鼻の粘膜まで腫れたかどちらか」
とのこと。
抗生物質を飲んでいれば落ち着くと思います、とのことだったので特別お薬はでませんでした。
変ないびきと鼻水は平熱まで下がるとおさまりました。
口と鼻が繋がってるって本当なんだなぁと妙に感心してしまいました。
とは言え聞いたことのないいびきはなんだか怖いものがありました。
終わりに
抗生物質の服用終了と共にすっかり元気になった娘。
しかし落ちてしまった体力はなかなか戻らず、昼も夜もよーく眠りました。
発熱中はゼリーと白いご飯一口という生活だったので、解熱後も食欲はあるもののあまり食べられない日が続きました。
ヘルパンギーナ、手足口病、胃腸炎と色々やってきましたが、扁桃炎がダントツで私も娘もつらかったと思います。
小さいうちは扁桃炎にかかりやすいようですから、覚悟が必要そうです（泣）。
