大人でも辛い、止まらない咳や、鼻水。
赤ちゃんも同じ症状だったら…。
ミルクを飲むのも苦しそうで
満足に飲めない赤ちゃんもいます。
眠りも浅くなってしまって本当に
可哀相ですよね。
病院でお薬を処方されても、すぐに
治るわけでもなく、治るまでは
1週間程度は様子を見なくては
いけません。
親御さんはその間心身ともに疲れて
しまい、一緒に体調を崩した、という
話もよく聞きますよね。
今回は赤ちゃんの止まらない咳や
長引く鼻水についての対処法を
まとめてみました。
病院にかかるだけでなく、自宅でも
出来る対処法もご紹介します。
目次
赤ちゃんの鼻水咳が止まらない時
赤ちゃんの咳の原因が鼻水?
赤ちゃんに咳や鼻水の症状が
現れた場合、皆さんはどうしますか?
いつもより元気が無いとか
いつもと変わらず遊んでるなとか
お子さんの様子を見ますよね。
それから体温を計測します。
熱が無いようだったら、鼻水と咳くらい
だったら自宅で様子見をするという
こともあると思います。
それが実は長引かせる原因かも
しれません。
赤ちゃんの止まらない咳や鼻水の原因は
色々と考えられますが、鼻水のせいで
咳が止まらない・長引く、という
原因も考えられます。
なぜ鼻水が原因で咳が長引くのか?
鼻水が喉に落ちて、気管をふさいでしまう
為に、異物を取り払おうと咳をします。
赤ちゃんは咳払いをすることも、自分で
鼻をかむことも出来ないのでこんな状態に
なってしまうのです。
治りかけの鼻水は特に、どろっとした
固い鼻水です。大人でもなんとなく
喉がふさがったような気になりますよね。
この鼻水こそが咳の原因となってることも
考えられるのです。
赤ちゃんの鼻水咳が止まらない時の対処法
自宅で出来る方法は?
まだ自分で鼻をかめない赤ちゃんや小さい
お子さんの鼻水は、吸引して取るしか
ありません。
すぐに耳鼻科にかかれればいいですが、
耳鼻科は混みあいますよね。
途中で赤ちゃんがグズッたら…と思うと
受診するのを躊躇ってしまう親御さんも
中にはいらっしゃると思います。
自宅で出来るホームケアとしては、まずは
鼻水を取ってあげることです。
口を鼻につけて吸い取る方法もありますが
最近では鼻水吸引器がドラッグストアでも
購入出来ます。
鼻水を吸い上げるノズルと、大人が
吸い込むノズルが別になっているので
風邪をもらいにくい構造になっています。
鼻水吸い器には電動のものもあります。
耳鼻科でしか出来ないと思っていた、
電動の鼻水吸引も自宅で出来るように
市販されています。
お値段はちょっとお高めですが、びっくり
するほどよく取れるのでおすすめです。
これでもやっぱり取りきれない場合も
あります。そんなときはちょっと頑張って
耳鼻科にかかるのが一番です。
熱がない鼻風邪やのど風邪の
場合は、耳鼻科がおすすめですよ。
医療用の器具で奥までしっかり鼻水を
取ってくれるので、見ている親御さんも
すっきりすると思います。
また、鼻水は奥に固まったまま放って
おくと、蓄膿症や中耳炎の原因に
なったりします。
また、鼻水が原因でない咳である
可能性もありますので、鼻水や咳が
長引くようなら、一度耳鼻科を受診
してみてくださいね。
赤ちゃんの鼻詰まり対処法
鼻が詰まって夜眠れないときどうする?
鼻水はとった、耳鼻科で処方された
薬は服用している、でも鼻詰まりで
眠れていない…そんな状態の赤ちゃん
を見るのは辛いですよね。
眠そうなのに夜眠れないのは
本当に可哀相ですし、
親御さんの体も休まる暇なく、
疲れ切ってしまいます。
そんなときはこれからご紹介する
方法を試してみてください。
もしかしたら鼻詰まりが少しでも
解消されてぐっすり眠れるかもしれません。
1.上半身を少し高くして寝かせる
鼻詰まりのときは上半身を少し高くして
寝かせてあげた方が呼吸が楽になります。
また、喉に鼻水が落ちにくくなるので
咳も出にくくなります。
このときのポイントは、頭だけを高く
せずに、上半身だけなだらかな傾斜を
作ってあげることです。
我が家ではタオルケットを折って
敷布団の下に敷いています。
敷布団の上に敷くと、ぐちゃぐちゃ
になってしまいますし、傾斜が
あまりつかないので、下に敷くことを
おすすめします。
2.加湿する
鼻詰まりは空気の乾燥によっても
悪化します。鼻の中が乾いてしまい、
鼻水も固まってしまいます。
加湿器をつけて加湿するのがベスト
ですが、洗濯物を中に干すだけでも
湿度は上がりますので、お試しください。
3.ヴェポラップを塗る
小さいころ風邪を引くと胸や背中に
ヴェポラップを塗ってもらった経験は
ありませんか?
ヴェポラップには鼻詰まり解消や咳の
沈静化に効果的なユーカリエキスが
配合されています。
このヴェポラップを胸元・背中・
鼻の下に塗ると、鼻詰まりの解消や
咳の沈静化に効果があります。
イギリスではヴェポラップを足裏に
塗って靴下を履いて寝るそうです。
私も自分で試してみましたが、
咳がほとんど出ずにぐっすり眠れました。
ヴェポラップは生後6か月から使用
出来ます。使用上の注意をよく読んで
使用して下さいね。
まとめ
赤ちゃんに急に鼻水や咳の症状が
でると慌ててしまいますが、今回の
対処法を知っていれば慌てずに
少し落ち着いて対応出来ますよね。
看病の間は親御さんも休めるときは
赤ちゃんと一緒にゆっくり休んで
下さいね。