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赤ちゃんが下痢になってしまった時、母乳
やミルクの与えすぎなのかな?と心配に感
じるママもいるようですね。

しかし、赤ちゃんが下痢になってしまうの
には様々な原因があります。下痢だからと
いって母乳やミルクを減らしてしまうと、
赤ちゃんの体力が落ちてしまうので良くな
いと言われています。

赤ちゃんが、下痢の時母乳やミルクをどの
ように与えると良いのかをまとめてみまし
た。

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赤ちゃんが下痢の時の母乳やミルクの与え方は?症状で対処を!

まずは、便の状態や赤ちゃんの様子を観察
しましょう。その症状によって、ミルクの
与え方も少し違ってきます。

赤ちゃんの便を観察する時のポイント

・便はどんな状態か?
(水のようだ、いつもと比べるとゆるい、
 ネバネバしているなど)

・血は混じっていないか?

・色は何色か?

・便の回数は?

赤ちゃんの様子を観察するポイント

・熱はないか?

・嘔吐や吐き気はないか?

・母乳やミルクは飲めているか?

・お腹を痛そうにしているか?

・ぐったりしていたり、顔色は悪くないか?

これらのことを観察し、どんな下痢の症状
なのかを把握し、ミルクの与え方や対処法
を考えていきましょう。

下痢をしていても、赤ちゃんが元気で機嫌
良く、ミルクも飲んでくれる場合は、あま
り心配しなくても良さそうです。次のこと
に気を付けながらミルクを与え様子を見ま
しょう。

母乳の場合の与え方

母乳の場合は、下痢がひどくてもそのまま
続けても大丈夫です。1回の授乳時間を短
くし、回数を増やした方がよいです。1回
の量が多いと吐いてしまう可能性がありま
す。1日のトータル量が同じくらいになる
よう回数を分けて調節してあげてください。

下痢が良くなってきたら、いつも通り赤ち
ゃんが欲しがるだけ与えてあげてください
ね。

粉ミルクの場合の与え方

粉ミルクの場合は、ミルクを少し薄めて与
えると良いでしょう。ミルクの場合でも、
1回の量を減らして回数を増やして与えま
しょう。

ミルクを与えている赤ちゃんが、下痢が続
くようであれば、ミルクに乳糖と言う成分
が含まれていないかを確認してみてくださ
い。もし、含まれているのであれば、「乳
糖不耐性下痢」の可能性もあります。

乳糖不耐性下痢とは?

乳糖不耐性下痢とは、母乳やミルクに含ま
れている乳糖を上手く分解できない症状の
ことです。1度病院で検査をしてもらい、
消化を助ける薬を処方してもらうか、乳糖
を含まないミルクもあるので、それを与え
るなどしましょう。

下痢が良くなってきたら、ミルクを少しず
つ濃くしていき、2~3日かけて通常に戻
していきましょう。

嘔吐や熱がある時

赤ちゃんが元気であれば心配はいらないの
ですが、嘔吐や熱がある時はウイルスや細
菌に感染している可能性があります。

その時、赤ちゃんが母乳やミルクをあまり
飲んでくれなくなることもあります。無理
に与えることはせず、こまめな水分補給を
してあげましょう。

下痢の際に一番注意すべきこと

下痢の際、一番気を付けなくてはいけない
のが、脱水症状にならないようにすること
です。白湯やベビー用飲料水を少量ずつ、
こまめに与えてあげてくださいね。

そして、早めに病院で診察してもらいまし
ょう。元気そうでも、心配なら迷わずお医
者様へ相談しましょう。

赤ちゃんが下痢を起こしている時のお尻の洗い方

下痢を起こしている時は、お尻がかぶれや
すくなっています。ぬるま湯で洗ってあげ
たり、お湯につけた布などで拭いてあげて
清潔にしてあげましょう。

そして、少しの間お尻を乾かしてからオム
ツをしてあげると良いですよ。赤ちゃんで
も使える塗り薬もあるので、ひどい場合は
塗ってあげると良いでしょう。

おわりに

赤ちゃんが下痢でも、元気でミルクも飲ん
でくれるようなら、心配はないようですね。
母乳やミルクは、「量を減らして回数を増
やす」を心がけて、赤ちゃんのお腹の負担
にならないようにしてあげましょう。

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