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赤ちゃんのオムツを替えようと、オムツを
広げてみると「あれ!赤ちゃんのオムツに
血がついてる!」とビックリした経験のあ
るママも多くいるようですね。

突然血のついた便をしていると、それは心
配になりますよね。
すぐ病院へ連れて行った方が良いの?と焦
ってしまうかもしれませんが、まずは血便
の症状や原因を知ることも大切なことです。

赤ちゃんの血便について、まとめてみたの
で参考にしてみてください。

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赤ちゃん便秘による血便は大丈夫なの?

まず、赤ちゃんの血便と便秘には大きな関
係があるようです。
便秘を起こしてしまうことで、便が硬くな
り排便の際に肛門が傷ついたり裂けたりし
てしまいます。

それを繰り返すと、赤ちゃんは排便時に痛
みを感じるため、便を出すのを嫌がってし
まい、さらに便秘が悪化してしまいます。
そして便秘が悪化すると、余計に便が硬く
なるという悪循環に陥ってしまいます。

それでは、赤ちゃんが可愛そうですよね。
いち早く便秘を解消してあげることが大事
です。

血便と言っても、状態や色など違いがあり
ます。便の様子によって、心配のない場合
や急いで病院で診てもらった方が良い場合
があります。まずは焦らず、しっかり便の
状態を観察してくださいね。

出血がその日のうちに治まるのであれば心
配ありません。硬い便を出した際に、肛門
が傷ついて出血している場合が多いです。
肛門は、治癒力が高いのですぐに治ります。

血便をした時に、1番多い原因が痔になっ
てしまっていることです。肛門裂傷とも呼
ばれます。
硬くなった便が原因で、排便の際に肛門や
粘膜を傷つけてしまい血が出ます。
真っ赤な血が便に混ざっていて、さらに肛
門からもポタポタと血が垂れてきます。

痔の場合は、お尻を洗い綺麗にしてあげま
しょう。お尻が汚れていると、傷から最近
入り炎症を起こしてしまう場合があります。
そして、しっかりと水分補給をさせてあげ
ましょう。離乳食の赤ちゃんは果物や野菜
を積極的に与えると良いです。

小児科で、痔のケア用の塗り薬を処方して
もらえるので病院で診てもらって下さい。
便秘がひどい場合は、便を柔らかくする薬
も処方してもらえます。

赤ちゃんの血便で病院へ行く見極めとなる
注意サインの便の状態や色について

・ジャム状の赤いうんち

 ネバネバと粘着性があり、赤いうんちを
 していたら腸炎や腸重積症という病気の
 可能性があります。O-157のような大腸
 菌やサルモネラ菌などの細菌が悪さを
 していると考えられます。

・全体的に黒っぽいうんち

 体の奥の方で出血していて、胃や大腸の
 トラブルになっている可能性があります。
 

・茶色っぽいうんち

 茶褐色の場合、「新生児メレナ」の可能
 性があります。腸内で出血が起こってい
 る症状です。 

これら3つのような症状が見られる場合は
速やかに病院で診てもらった方が良いです。

その時、便の状態を正確に診てもらえるよ
う、オムツごと持っていくのがベストです。

漏れないようにビニール袋に入れて、しっ
かりと結びます。時間が経ってしまうと、
変色したりするので、早めに病院へ行きま
しょう。

それが難しいようであれば、写真に撮って
見せるのも良いです。

毎日の便の様子をしっかりと観察してあげ
るのは大事なことです。便の様子だけでな
く、赤ちゃんの様子も見てあげて、苦しそ
うだったり激しく泣くような時には、早め
に病院の先生に診てもらいましょう。

赤ちゃん便秘のサインとなる症状

便秘かもしれないと思われるサインには、
次のような症状があります。注意して、見
てあげてくださいね。

・いつもより便が硬くなっている
・普段より回数が少ない
・あまり食欲がない
・排便する時に、苦しそうまたは痛そうに
 泣く
・機嫌が悪い
・お腹が張っている

しかし、便の回数や量には個人差があるの
で、必ずしも心配という訳ではありません。
2~3日出ないという赤ちゃんもいますし、
それは体質や食事の量などにもよります。

普段から、水分をたっぷりと与え、食事の
内容にも気を付けて、便秘の予防をしてあ
げましょうね。

赤ちゃんの便秘に効果的な解消法

赤ちゃんの便秘に効果的なことには、以下
のようなことがあります。

・食物繊維の豊富な食材を与える

・オリゴ糖を与える

・水分をたっぷり摂らせる

・「の」の字マッサージをしてあげる

・綿棒などで肛門を刺激する

これで、便秘が改善されるケースも多いの
で、ぜひ試してみて下さい。

おわりに

赤ちゃんの体は、デリケートなので便秘を
起こしてしまうことも良くあることです。
便秘に伴う出血も珍しいことではありませ
んが、やはり心配になりますよね。

中には、早めに病院で診てもらう必要のあ
る場合もあるので、毎日のうんちをしっか
り観察してあげてくださいね。

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