料理が苦手なのはなぜ?って気になりますよね。
主婦だからといって料理が大得意!とは限りません。
私も以前は料理が苦手で、知り合いの栄養士さんにコツを教えてもらいました。
苦手で苦痛という方におすすめの方法をご紹介します。
目次
料理が苦手なのはなぜ?
物事にはどうしても得手不得手なことがありますね。
私はとにかく算数(数学)が超苦手なのですが、なんで苦手なんだろうと考えてみると「算数だから」とかいう、
屁理屈に近いような理由だったりします。
自分は料理が苦手!と言っている方も、理由を考えてみるとなぜ苦手なのか具体的に思いつかない方もいるのではないでしょうか。
実際に、自称料理が超苦手な姉に理由を聞いてみると「そういえば何が苦手なんだろう」と答えられなかったことがあります。
まずは【なぜ苦手なのか】を探って、原因を突き止めましょう。
目標の味にならない
料理を作るときに目指す味というのがありますね。
甘辛くこっくり煮付けたい・さらっと軽い味にしたい、などなど。
目指す味はわかっているのに、その味にするのにどうやって調味料を使えばいいかわからない、という方がいます。
調味料はなんとなくわかってても分量をどのくらい入れればいいかわからない、という方も。
調理工程を省きすぎる
苦手意識からなのか、調理工程を省いてしまうパターンもあります。
例えばきゅうりの酢の物。
きゅうりの酢の物はきゅうりを塩もみする工程が大事なのですが、「お酢かけちゃえばわかんないよね」と塩もみを省いてしまう。
そうするときゅうりが酢に馴染まないので、すごくまずくはないけどイマイチおいしくないという現象が起こります。
包丁がうまく使えない
包丁がうまく使えないの、という友人が何人かいます。
彼女たちに包丁を研いでいるか聞くと「うまく使えないのに包丁がよく切れるようになったら余計に怖い!」と言っていました。
切れない包丁で野菜や肉を切るからズダズダぼろぼろになるし、ストレスも溜まります。
切れないと思って余計な力を加えるから危ないことにもなるんですよ。
キッチンが使いにくい
キッチンが自分仕様になっていない、自分が使いやすくなっていなくて料理がしづらいこともありますよね。
キッチンの広さやコンロの数に目が行ってしまいますが、食器や調理器具などの収納部分や水切りカゴなどは見落とされがちです。
逆に、100均商品の便利グッズを「便利そう」と思って所狭しと置いてしまっているかもしれません。
味見をしない
どんなにプロの料理人でも、味見をするか、目でよく見て濃さやとろみを確認するなどの味を確認する作業をします。
料理が苦手な人が何故かしないのが味見なんです。
私の知人で火の通り具合を確認しない人もいました。
料理が苦手を克服する方法
原因がわかれば、それを解決するだけ!
…というのは簡単ですが解決する手立てがわからなければいけませんね。
悩みごとに解決方法を考えてみましょう。
ズバリ解決してくれる本も紹介します。
目標の味にならない→味付けの基本を知る
料理番組などで「しょうゆ、みりん、砂糖は1:1:1です」というような説明を聞いたことがありませんか?
こういった調味料の黄金比率や基本を覚えておけば、大体のものはこれで応用出来ます。
色々なレシピサイト・料理研究家のレシピがありますが、
基本中の基本を教えてくれるのがNHKきょうの料理でお馴染み、土井善晴先生です。
土井先生はとにかく基本的な料理が多いのでレシピ本やテレビを参考にしてみてください。
http://books.rakuten.co.jp/rb/11512799/
調理工程を省きすぎる→手順にはひとつひとつ意味がある
前述のきゅうりの酢の物ですが、きゅうりを塩もみすることによってきゅうりの余計な水分をだして下味をつける効果があります。
さらにはきゅうりの緑色を鮮やかにする効果も。
塩でもむ、湯通しする、隠し包丁をいれておく…などは全て意味があります。
こういった調理工程の意味も、料理の基本が書いてある本には書かれてあります。
もし、調理工程の意味をもっと深く知りたいという方にはこちらの本がおすすめ。
科学的に解説してあって、「塩もみをした場合」「塩もみをしなかった場合」などの比較の写真も載っています。
まさに「調理は科学」だと実感できる1冊です。
包丁がうまく使えない→切れると楽しい!
皆さんご存知の通り、包丁は引くか刺すか以外では物に傷をつけることはありません。
しかも刃は一辺しかありませんから原理さえわかれば怖くないはずです。
食材を押さえる方の手さえ気を付ければ絶対に切ることはありませんよ。
ではなぜ危ない目に合うのかというと、包丁が切れないからです。
包丁切れないなーと包丁を持つ手・食材を押さえる手に力が入っていると、
ずるっと滑って怪我をします。
包丁が切れれば余分な力を入れませんので、すぱっすぱっと簡単に切れます。
よく切れると本当に気持ちがよく、それだけで楽しくなります。
キッチンが使いにくい→収納を改めて考える
ごちゃっとした机の方が使いやすい、何もない方がいい、など人それぞれ使いやすさがあります。
使いやすいもの、使いにくいものをまずは選ぶことが大事です。
SNSや雑誌で特集されるおしゃれな収納術を見て真似したけど、実はあんまり使いやすくない…
という方はもう一度収納を改めて考えるチャンス!
私のキッチンのテーマは【汚れが拭きやすい・落としやすい】です。
おしゃれな部分は全くありませんが、ちゃちゃっと掃除が出来るようにしています。
料理に精通している人のキッチンの写真を集めたこんな本もあります。
https://item.rakuten.co.jp/neowing-r/neobk-967020/
おしゃれというだけでなく実用性があるキッチンの写真ばかりですよ。
味見をしない→目と舌で観察する
味見はしすぎると正直よくわからなくなりますよね。
味の確認の第一段階として、
・焦げ付いていないか
・食材に火が通っているか
・しょっぱすぎないか
が確認出来ればとりあえずは食べられる味になると思います。
それ以降の「もうちょっと甘みがあってもよかったな」「次は色を良く仕上げたい」などは、
やっていくうちに絶対に絶対に上達していきます。
自分の作った料理と外で食べる料理を見比べてみるのも勉強になります。
まとめ
元々持っている才能とかセンスというのは多少あると思いますが、
料理はやっていくうちにびっくりするほど上手くなります。
難しく考えすぎずに、まずは信頼できるレシピを探しその通りに作ってみてください。
そして怖がらずにどんどんやってみるのが一番です。
まずは頭を整理して、楽しんでどんどんやってみてくださいね♪