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夏が近づき、気温が上がってくると
お弁当傷んでないかな、食べて
お腹を壊しちゃったらどうしよう、
と心配ですよね。

そもそも、どうしてお弁当は
傷んでしまうのでしょうか?
気をつけることなどご紹介しますね。

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夏のお弁当が痛むのはなぜ?

気温が上がり始めると
気になるのが食中毒です。

学校では全員のお弁当を入れられる
冷蔵庫があるわけはなく
教室の机やロッカーにお昼まで放置
というのがほとんどでしょう。

朝作ったお弁当がお昼には
どんな状態になっているか
作った本人は食べないので

お腹を壊さないかな~
と本当に心配ですよね!

夏の食中毒の原因は
ほぼ細菌性です。

・腸炎ビブリオ
・サルモネラ
・病原性大腸菌
・黄色ブドウ球菌
・ボツリヌス菌
など

これらの菌がお弁当についたら
お昼までにどんどん増殖して、
食中毒を引き起こして
しまうかもしれないのですね。

夏のお弁当には危険がいっぱい

お弁当が腐ってしまったならば
ふたを開けたらプウンと臭うので
食べたら危険、って気づきますが

食中毒菌が繁殖していても
臭いはしないんです!!
気付かずに食べちゃいますね。
怖いですね。

ですから、原因菌を
「つけない」「増やさない」「殺す」
これが肝心なのですね。

食中毒菌を「つけない」ためには
まず、手を洗うことが重要です。
黄色ブドウ球菌や大腸菌などは
普通に手についています。

しっかり石鹸で洗いましょうね。

同様に、調理器具にも菌はついています。
生ものを切った包丁・まな板・菜箸などを
水洗いしただけで次に使うというのは
とても危険なのでしっかり洗いましょう。

夏のお弁当で気をつけることは?

食中毒菌は高めの室温で
2~3時間放置すると
もっとも増殖するらしいのです。

逆に温度が低いと増殖活動は停止します。
(菌が死んでいるわけではないので
室温に戻すと増殖をはじめるんです。
怖いですねー。)

食中毒菌がある程度の数以上
体に入ると食中毒症状が出るので

食中毒菌を「ふやさない」ためには
お弁当を室温で放置しない
必要がありますね。

冷蔵庫があればいいのですが
学校にはないでしょうから
保冷剤を利用して
お弁当を冷やしておく事が大切ですね。

まとめ

ほとんどの菌は75℃以上1分間で
ほぼ死滅するらしいのですが

学校では、電子レンジで再加熱、なんて
できませんよね。
やはり、菌を「つけない」「ふやさない」
ことがとても大切なのですね。

お弁当の中に食中毒菌を
過熱調理して・・・・「殺す」
ついてない状態で・・「つけない」
保冷剤で冷やす・・・「ふやさない」

といった工夫をしっかりやれば
夏のお弁当も怖くない!ですね。

毎朝早起きして
本当に大変なお弁当作りですが

大切な子供たちのために
食中毒なんか恐れないで
夏場も頑張っていきましょう!

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