毎年寒くなってくる時期に流行り出す、感染性胃腸炎。
大人にも移るので注意が必要です。
先日子供が感染性胃腸炎になってしまい、家族中てんやわんやでした。
症状や対応、病院へ向ったタイミングをお話します。
回復期の食事や両親の感染対策はコチラです。
目次
子供の感染性胃腸炎、症状は?
週末に2歳の娘が感染性胃腸炎になり、家中大騒ぎになりました。
突然嘔吐すると、慌ててしまって何をどうすればいいのかわからなくなってしまうものですよね。
どんな症状が出たか、時系列でお話します。
深夜に突然の嘔吐
その日はいつも通り保育園に行き元気な娘でしたが、深夜1時ごろ突然嘔吐しました。
とにかく着替えさせなきゃ、シーツ洗わなきゃと、娘はパパに任せて私は着替えや嘔吐物処理を。
慌てながらも「確か嘔吐物処理はマスクと手袋をしないと移るんだった気がする」と思いだし、寝室の窓を開け、極力手に触れないように浴室で洗い流しました。
その頃娘はパパに着替えさせてもらっていたのですが、その際にパパが麦茶を飲ませてしまったんです。
口の中が気持ち悪いだろう・脱水症状になったら…との配慮だったのですが、本来であれば嘔吐後は1~2時間は飲まず食わずで胃を落ち着かせる必要があります。
勢いよく麦茶を飲んでしまったので、また大量に嘔吐してしまいました。
この時体温を測ると、熱は平熱よりちょっと高め。
顔色は悪く、眠いのもありくてっとしています。
離れると泣くのでリビングでパパに抱っこされながら眠ってしまいました。
その後は約1時間置きに嘔吐。
さすがにこちらも休まなければと布団で横になりましたがやはり嘔吐。
とにかく両親が移るわけにはいかない!と思い、嘔吐したら家族全員即着替え、手洗い、マスク交換、換気。
嘔吐物が付いたものは浴室で洗い流し、翌朝まで浴室へ。
洗濯物が富士山のようにそびえ立っていました(泣)。
翌朝、少しでも除菌出来たらいいなという思いで、衣料用の酸素系漂白剤を入れて洗濯しました。
起床後は少し元気?
ようやく家族全員眠りに就いたのが朝5時ごろ。
洗濯をするために8時半ごろ起床しました。
娘もつられて起きてきましたが、顔色は悪いながらも声をだしてテレビを見る元気はあるようです。
パンを欲しがりましたが、また嘔吐するかも…と、一口だけちぎってあげました。
一口食べたらもう欲しがらないところを見ると、やっぱり美味しく感じなかったようです。
ぬるめの白湯はちょこちょこと自分で飲んでいました。
おもちゃで遊びつつも、ぐったりと横になったり突然「ふえ~ん」と泣き出すので離れられず。
座って抱っこして、というのでそのまましばらく抱っこしていたら眠ってしまいました。
またまた嘔吐し、病院へ
朝寝から2時間後のお昼ごろ突然起きて、また嘔吐。
土曜日の19時まであいている病院があったので、病院へ向かうことにしました。
午後の診察開始まで時間があったので、両親だけ昼食。
娘も食べたかったようで、一口だけおかゆを食べさせました。
病院で吐き気止めの座薬を入れてもらう
午後の診察開始と同時に病院へ。
病院へ向かう車中では、乗車して1分で熟睡の娘。
体力ゲージはすっからかんのようです。
病院では「感染性の胃腸炎」との診断。
吐き気止めの座薬を入れてもらい、「2時間飲食させないで」とのこと。
他には吐き気止め・整腸剤・胃酸の分泌を抑える薬を4日分処方されました。
帰りの車でも、乗車した瞬間にぐっすり。
座薬で吐き気が抑えられ、ようやく落ち着いて眠りに就くことが出来たようです。
座薬を入れたあと、もし便と共に出てしまったらどうすればいいかという質問をしました。
15分後ぐらいであれば多少は薬の成分が効いているので問題なしとのこと。
座薬が出てしまったあとも2時間は飲食させずに様子を見て、処方された飲み薬を飲んでくださいという回答でした。
3時間超の昼寝後は嘔吐無し!
車中で寝てしまい、帰宅後お布団に寝かせてもぴくりとも動かずに眠っていました。
一晩中嘔吐して、ほとんど眠れていなかったのですから無理もないですね。
眠っているときの顔も昨夜とは違って、穏やかな顔です。
3時間と少し眠ってようやく目を覚ましました。
日中より少し血色のいい顔に戻り、一安心。
ぬるめの白湯は欲しがらなかったので、本人が飲みたくなるまで飲ませないことにしました。
起きてから1時間後にご飯を欲しがったので、柔らかく煮た具無しうどんを食べさせたところ、かなり美味しかったようで子供茶碗1杯分完食。
その後はごろごろしつつも、テレビを見たりおもちゃで遊んだりしていました。
この時検温をすると、37.8℃。
お腹の中で菌が戦っているのか、いつもよりちょっと高めです。
熱があるせいもあり、ごろごろしているのかも?
嘔吐は、朝寝後の嘔吐以降無し。
薬がよく効いたようです。
歯磨きは特別に無し。お風呂は1℃低め
この日は歯磨きでオエッとなったら可哀相だなぁという理由で、歯磨きはなし。
お風呂はいつも通りよく洗い、いつもより1℃低めのお湯に浸かって温まらせました。
お風呂から上がるとさっぱりしたのか、少し元気に。
いつも通り絵本を3冊読んでもらい、寝室へ行くとすぐ眠りました。
夜間も嘔吐は無く、21時半~翌朝8時まで一度も目を覚ましませんでした。
まとめ
深夜の突然の嘔吐から、症状が出ている間の経緯をご紹介しました。
感染性胃腸炎は嘔吐とあわせて下痢も症状としてあるようですが、娘は下痢をしませんでした。
下痢をせずに嘔吐だけの子もいるようです。
次回は、症状が落ち着いてからの経緯をお話しますね。
食事、消毒などについて詳しくご紹介します。
続きはコチラです。