赤ちゃんのいびきで病院に行く時のタイミングって分かりずらいですよね。
毎日いびきをかけば行くのか、うるさければ行くのか・・。
今回はそんなママに知ってもらいたい
赤ちゃんのいびきで病院に行くサインの見分け方と、
いびきが症状の病気と、気を付けたい無呼吸についてご紹介します！
目次
赤ちゃんのいびきで病院に行くタイミング 見分けるサインは？
赤ちゃんのいびきは、鼻水が詰まっていて鼻呼吸できずに、口呼吸になってしまい
赤ちゃんの成長途中の喉が柔らかく、気道も狭い為にいびきをかきます。
単なるいびきならば、喉も大人に近くなり、
気道も広がって、赤ちゃんの身体が成長するにつれ自然と良くなるのですが
中には病院にいかなくてはならないいびきがあります。
赤ちゃんがいびきをかいていて、病院に行くか行かないかを判断する時は、
・毎日いびききをかいているか ・いびきといびきの間が無呼吸になってないか
・いびきが原因で何度も起きるか ・起きた場合機嫌は悪いか
・水分は補給できるのか ・胸の位置がへこんでいないか
をチェックしてください。
発熱や嘔吐など、風邪やインフルエンザ・ノロウイルスなどの感染症や、
ひどい場合は成人病や、突然死に至る事もあるので、
上記の内容に、１つでもママが心当たりのある項目があれば
病院に行きましょう。
病院に行って、お医者さんに診察してもらえば、
思い過ごしで様子を見てて大丈夫となる場合や、詳しい検査・診察をして
正しい治療をすれば治りますのでご安心を。
赤ちゃんのいびきは病気なの？
いびきをかけば１００％病気とは言えませんが、中には病気の場合もあります。
いびきが出る病気はいくつかあるのでご紹介します。
１．扁桃肥大・アデノイド肥大
この病気は、喉の組織の一部である扁桃線とアデノイドが大きく
なってしまう症状の事を言います。
喉の気道に接してる組織なので、肥大してしまうと
気道を狭める為に、いびきが出てしまいます。
扁桃肥大・アデノイド肥大は成長すれば自然に治るケースが殆どですが
中には症状が酷いと手術して治すケースも。
睡眠時無呼吸症候群になる可能性もあるので、
ママやパパは赤ちゃんのいびきといびきの間にちゃんと呼吸をしてるか見て下さいね。
２．胸郭変形
いびきが酷いと、胸郭変形になっている事もあります。
胸郭変形とは胸の間がへこんでしまう病気です。
極端に気道が狭いと、無理やり呼吸をするために途中の気道が潰れた状態に
なってしまうと言う症状があり、
両胸の間の肺の上の位置に症状が現れます。
潰れてしまうのは、無理に呼吸をする事が原因なのですが、
わかりやすく言うと、ポンプを無理やり引っ張ると途中にあるチューブが潰れてしまう
事と同じ原理で潰れてしまいます。
この胸郭変形になった場合は手術をすれば改善され、息苦しい為に
日中も口呼吸だったのが、鼻呼吸できるようにもなります。
上記が病気のが原因でいびきが出るケースです。
どれも治る病気なので、ママやパパが気づいた所や心配な点があれば
病院に行ってみて下さいね。
赤ちゃんがいびきの最中に無呼吸になる場合
無呼吸症候群とは、いびきといびきの間が１０秒以上間隔が開く事を言います。
１０秒以上で初めて無呼吸症候群と病名が付くのですが
赤ちゃんだと、１０秒開かなくても、数秒だけでも呼吸の間隔が開けば
病院で診てもらって下さい！
無呼吸になると言う事は、酸素が身体に取り込まれていない事になるので
体内の酸素濃度が低下し、心臓や肺、脳にも影響が出る事が分かっています。
また、グッスリと深い眠りについていないので、
成長ホルモンの分泌が低下し、赤ちゃんの身体の発育にも問題をきたします。
さらに、眠りが浅いと免疫力も低下するので
感染症にかかりやすくなったり、お腹を壊しやすくなったりもしますので
数秒の無呼吸状態があれば、赤ちゃんへの影響は大きいと言えます。
数秒の無呼吸が続いた赤ちゃんが６歳になった時に、
体重は５歳の子並みでクラスで１番小さく、食べる量が少なく
感染症にかかりやすく幼稚園の約３分の１も休んでしまうと言った事もありました。
病院に行って、なぜ無呼吸になるのかを診察してもらい
正しい処置のおかげで、その子は良く食べるようになり、
元気に幼稚園に通うようになったので、赤ちゃんが無呼吸になっている時が
あるのならば、すぐ病院に行って正しい処置をしてもらいましょう☆
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おわりに
最後まで読んで頂きありがとうございました。
赤ちゃんに症状があう場合や、ママが心配で居ても立っても居られない場合は
１度病院に行くのがオススメです。