2歳でのトイトレの進め方って気になりますよね。
3歳で幼稚園に入る前にトイレに移行…という考えで、2歳から始めるという家庭が多いと思います。
今回はイヤイヤ期まっさかりの2歳にどうトイトレを進めるか、
保育園勤務で学んだ進め方や嫌がったときの対応をご紹介します。
目次
2歳のトイトレ、進め方の流れ
トイトレは夏に始める時期という話、よく聞きますよね。
じゃあ冬はだめなの?ということになるかもしれませんが、
トイトレを始めるのに季節は問いません。
ただ夏の方が色々とラクなんです。
☆汗や水遊びで着替える回数が多いので、ついでにトイレに行かせる
☆天気が良いので失敗したときも洗濯物が乾きやすい
☆年度の半分を過ぎ、3歳になっている子が保育園やお友達の中に多い
このようなメリットがあります。
言ってみればこれくらいのメリットなので、「洗濯物はあまり気にしないや」というお母さんは気にしなくてOK。
☆3つ目の3歳になっている子が多いというのはお友達の影響を受けてトイトレを始める、
というお子さんもお母さんも多くなるので流れに乗りやすいというのがあります。
始める時期はお子さんやお母さんのタイミングで大丈夫です。
我が家の娘は2歳6ヶ月ごろの5月からなんとなくゆる~く始めました。
ではトイトレを始めるにあたり、大まかな流れをご説明します。
排泄はトイレでするものと教える
生まれてこの方ずっとオムツに排泄していましたから、
そもそも排泄はトイレでするということから教えていかなければいけません。
我が家では2歳になるころから両親がトイレに行くとき「トイレ行っておしっこしてくるね」と声を掛けていました。
だんだんと言葉が理解できるようになり、トイレ=おしっこ・うんちと認識できるようになりました。
絵本やEテレのいないいないばぁなどでもトイレの歌やお話がありますから、
そういったものを見せるのもアリです。
トイレに行かせてみる
トイレ=おしっこ・うんちがわかったらトイレに座らせてみましょう。
お母さんが面倒でなければおまるでもOK。
私はおまるが面倒だったのでいきなりトイレにしました。
「座ってみる?」みたいな感じで誘ってみると気楽に行けるようです。
我が家はお風呂の前に行くことにしていました。
洗面所ですっぽんぽんになって、トイレにGOという流れです。
トイレの為に脱がせてまた穿かせるというのがとってもに面倒だったのでこのタイミングになりました。
(どこまでも面倒くさがりな母…)
トイレに行く回数を増やす
だんだんとタイミングを作ってトイレに行く回数を増やしていきます。
ここまで来たら「おしっこでそうだったらトイレ行こう」とか、
「トイレでうんちする?」とかどんどんこちらからの言葉がけも増やしていきます。
人間はうんちをするとき重力に従って下に下にうんちを降ろしていくほうが出やすいので、
うんちだけはトイレで出来るという子も多いです。
うんちのタイミングが決まっている子ならタイミングを見て誘ってあげてみてもいいと思います。
朝起きたとき・お昼寝明けなどの睡眠明けにあんまりおしっこがでてないようだったら、
トイレに行かせると、ぼけーっとしたままトイレに座っておしっこが出るという子も多いです。
トレーニングパンツを穿かせる
だんだん成功が増えてきたら、お兄さん・お姉さんパンツと呼ばれるトレーニングパンツを穿かせてみましょう。
「トイトレが終了したお兄さんじゃないと穿けないパンツ」ということで、
パンツ目当てにトイトレを頑張る子は結構いますよ。
好きなキャラクターのものを買って「トイトレがんばろうね~」と乗せるのも一つの手。
寝ているときのオムツはなかなか取れなくても日中はパンツで過ごせるようになったら、
とりあえずはトイトレ終了です!
2歳のトイトレ子供が嫌がったらどうする?
イヤイヤ期まっさかりの2歳。
トイレに行くことを嫌がるお子さんも多いはず。
嫌がったときはどうすればいいのでしょうか?
保育園勤務のときに先輩保育士さんがやっていたことをご紹介します。
「行きたくなったらいこう」と言う
トイトレの超重要なポイントは【トイレを嫌がらないこと】です。
トイレに行きたくないと本人が言っているときに無理矢理に行かせたり、
失敗の感覚を覚えるためにいきなりパンツを穿かせたりすると、
トイレに対して負のイメージがついてしまいます。
行きたくないと本人が言うのであれば「じゃあ後で行こう」と言ってあげましょう。
子供っておもしろいもので、行かなくていいよというと行くことありますよね。
親がトイトレ~トイトレ~とギラギラするとうまくいきませんので、
とにかく気楽に構えるのがコツです。
トイレは怖くないイメージを持たせる
私が受け持っていたクラスの子で、「家のトイレが怖いから行きたくない」という女の子がいました。
お母さんに聞くと、トイレがある廊下は暗くてトイレも殺風景だからかな?とのこと。
居住スペースとは違う空間ですからそういうイメージを持つ子もいるかもしれませんね。
先輩保育士さんは「廊下の電気をつけてあげて、トイレに何か飾ってあげては?」とアドバイスしていました。
好きなキャラクターの絵やトイトレ出来たよシールなど色々なものをペタペタと壁に貼付けるだけで、
「トイレにアンパンマンがいるから怖くない!」というイメージを持たせることが出来ます。
私が勤務していた保育園では、はやぶさとこまちの連結部分を撮ったレア写真を貼っていました。
子供って連結部分好きですよね~。
レア写真見たさにトイレが混雑していたこともありました(笑)。
トイトレが進んでる子と遊ぶ
お友達の真似をしたがる時期なので、トイトレが進む子と遊ぶとトイレに行きだす子もいます。
ママ共の息子くんは自宅でのトイトレをとにかく嫌がっていますが、
お友達と遊ぶときだけはトイレに行くんだそうです。
かっこいいところを見せたいのか、負けたくない気持ちがあるからなのかな?とママは言っていました。
大人でもそうですが、周りがやってるとやらなきゃいけない気持ちになったりしますよね。
自然と「ぼくもトイレいく!」と言える状況を見つけてあげましょう。
まとめ
我が家の娘もトイトレ真っ最中ですが、母が面倒くさがりなので積極的にトイレに連れて行かなかったのがよかったのか、
自発的にトイレに行くようになりました。
まだパンツを穿けるまでにはなっていませんが、娘のペースで一歩一歩前に進んでいるようです。
保育園勤務のときも「あれ?」と思っているうちに、急にトイトレが終わっている子が多かったですよ。
子供と親の疲れないペースで進めていくのがお互いにストレスもかからないでうまく進むかもしれません。
気長にゆっくり過程を楽しみながら練習して下さいね。