1歳半ごろからお友達との関わり合いも増えてきます。
その中でママ達の悩みのタネになるのが「おもちゃ貸し借り問題」。
2歳5ヶ月の娘がいる私も、正にいま貸し借り問題で頭を悩ませています。
おもちゃを貸せない子供へどう対応するか、調べてみました!
目次
子供がおもちゃを貸さない理由は?対応策について
我が家の娘は2歳5ヶ月。
波がありつつもイヤイヤ期真っ最中です。
「おきがえイヤ~」
「ごはんイヤ~」
は、口癖のように言っていますがこんなのは最早大したことではありません。
一番頭を悩ませるのが、お友達とのおもちゃ貸し借り問題!
「これ○○の!」
と言っておもちゃを抱え込む、抱え込む…
こんな場合は母親はどう対応すべきなのでしょうか?
なぜ貸さないのか考えてみよう
おもちゃの貸し借りのやりとりを見てると、
「なんで貸してあげないの?貸してって言ってるじゃない」
と、ついつい思ってしまうママいませんか?(ハイ、私です)
例えばママがとってもお気に入りのバッグがあって、友人に貸してと頼まれたとします。
「えー?このバッグすごく高かったのに…汚されたら、壊されたらどうしよう?やだなぁ」
と内心思いますよね。
貸してと頼んできた人が、家族だったらどうでしょう?
「お姉ちゃん、これすっごく大事だから汚さないでね!」
なんて言いつつ貸すこともあるかと思います。
それは子供も同じなんです!
そのおもちゃは子供がとっても気に入って持っているもの。
いきなり「貸して!」と言われても渋ってしまう気持ち、自分のバッグに例えてみるとよくわかります。
貸してと頼んできたお友達におもちゃを壊された経験があるとか、
あるいはおもちゃを横取りされてとても嫌な思いをしたことがあるとか、
そういった思い出もおもちゃの貸し借りが出来ない原因になっているかもしれませんね。
貸し借りがスムーズに出来ないときは、一度立ち止まって考えてみましょう。
気持ちをわかってあげよう
貸して、とお友達に言われて「イヤ!」となったとき、どうしてますか?
私は開口一番「貸してあげなよ」と言ってしまっていました。
色々と調べていくと私の開口一番の一言がよくなかったようです。
上記でも書いたように、子供はおもちゃを気に入ってるので貸したくないんです。
でも大人のように言葉が発達していませんから
「私ね今これで遊んでるの。すごく気に入ってて、今日はこれでずっと遊ぼうと思ってるの!だから貸すのはイヤなの!」
というようには話せません。
ですからここはママが(大人が)子供の気持ちをわかってあげるのが大事なんです。
このおもちゃ好きだから貸したくないだろうなと分かってあげて、
更に「このおもちゃ好きなんだよね、じゃあもうちょっと遊んだら貸してあげよっか?」
というような大人ならではの妥協案を出してあげましょう。
タイマーを使ってみよう
仲良しのママ友と遊ぶときによく私が使っているのがキッチンタイマーです。
どうしても貸し借りが出来ないのでママ友と相談しあった結果、
時間制にしてみようという話になりました。
10数えたら交換こだよ~
と教えていましたが親が毎回毎回10数えるのは大変なので、
キッチンタイマーを活用することに。
「ぴぴぴってなったら交換しようね」
と教え、5分セット。
最初のうちは時間が来ても交換出来ずに大人が介入したり、貸したくなくて泣くこともありました。
根気よくやっていくうちに音が鳴ると交換する、という遊びにかわっていって、
今ではすっかりお楽しみのひとつに。
おもちゃのことでもめると「ぴぴぴして!」とキッチンタイマーを欲しがるようになりました。
相手のママにもフォローしよう
児童館やプレイルームなどの公共の遊び場で、初めてのお友達遊んだ場合でもおもちゃの貸し借りモメは起こりますよね。
特に我が家の娘は、自分の年齢より低い年齢のお友達(赤ちゃん)が、さっとおもちゃを取っていくのがとっても嫌なようです。
「貸してって言ってないのに、私の使ってるおもちゃを取っていった!!!」
という気持ちなんだろうなと想像しています。
件の赤ちゃんママは「この子なんで赤ちゃんがおもちゃ取ったからって泣いてるの?」とでも言いたげなキョトン顔。
そんなときは私は必殺ワザの【すみません、こういう時期で…】を使います!!
だってこういう時期なんだもの、しょうがないんです。
赤ちゃんママだってきっと近いうちにわかるはずです。
とは言っても、赤ちゃんをびっくりさせてしまったことは事実。
「すみません。びっくりしたよね、ごめんなさいね」
とフォローを一言追加で入れておきましょう。
反対に娘より月齢の高い子とモメた時は、相手のママが「こういう時期だよね、うんうん」と懐かしげに言ってくれたりします。
中には全く納得していないママも居ますが(笑)、そこはもうサラリとかわしましょう。
実践してみました
しっかり勉強したので、早速実践してみました。
・まずは貸さない理由を考える
・気持ちを認める
・妥協案を考えてあげる
児童館へ到着後10分で早速モメました。
今回実際に考えた・娘に話したのは、
・まずは貸さない理由を考える→遊び始めて間もないもんね、そりゃ貸したくないよね
・気持ちを認める→「そのおもちゃ、好きだもんね。やりたかったんだね」
・妥協案を考えてあげる→「じゃあ、おもちゃ遊び終わったらお友達に貸してあげようね。お友達、ちょっと待っててね。」
いつもは「貸してあげなよ!」とちょっと怒った口調で言ってしまってたので、えらい違いです。
ママにも「すみません、ちょっとだけお待ちください」と声掛けしました。
「こちらこそすみません」と申し訳なさそうに言ってくれたのでホッとしました。
よく観察していると、最初は貸さなかったけど、5分後に自らそのお友達のところに行っておもちゃを貸してあげてる…!
うちの子出来る子!!!
貸してあげられた娘をほめると、とっても嬉しそうにしていました。
自制できる子になって欲しいという思いからついつい怒ってしまっていたけど、
実際は全く逆のことをしていたのだとものすご~く反省しました。
その後も公園や自宅でお友達と遊ぶときも試したところ、
少~しだけスムーズに出来るようになってきました。
おわりに
やり取りが出来るようになる年齢は3~4歳と言われていますから、3歳になるための練習をこれから少しずつしていければいいなと思います。