じめじめ、むしむしの梅雨。
洗濯物も乾かないし、何より湿気が不快!
今回は湿気対策家電である、「除湿機」にスポットをあててみます。
使い方や選び方をご紹介します。
目次
除湿機の選び方が知りたい
冬場の乾燥時期に「加湿器」を使用するのは、かなり一般的になってきましたね。
安い物だと1000円台から購入出来ますし、電源不要の物も人気です。
対してジメジメ・ムシムシの季節に使用する「除湿機」は、一家に一台のマストアイテムと言えるような家電ではないのが現状です。
我が家ではストレスなく梅雨を過ごしたいので今年は除湿機を購入しようと検討中です。
除湿機についてもっと詳しく調べてみようと思います。
除湿機の効果
読んで字の如く「部屋の湿度を下げる」のが目的の家電です。
・部屋干しの衣類を乾燥させる
・部屋の湿度を下げて快適に過ごす(カビ・ダニの抑制)
・結露対策
除湿機の効果はこんなことが期待出来ます。
コンプレッサー式とゼオライト(デシカント)式
まずは
除湿機には大きく分けてコンプレッサー式とゼオライト(デシカント)式があります。
コンプレッサー式とゼオライト式の両方を兼ね備えたハイブリッド式もあります。
◆コンプレッサー式とは…
いわゆるエアコンの除湿機能と同じ方法です。
湿度のある空気を吸い込み冷却器で湿った空気を水に変えて、湿度を下げるという仕組み。
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メリット
・湿気を水に変換させる冷却器がついているため、温度上昇が低い(1℃~8℃)
・電気代が安い(機種によりますが、大体約5円/1時間)
・除湿量が多いので梅雨~夏場向き
デメリット
・作動音が大きい
・本体が大きい
・冬場など気温の低いときは除湿量が低い
作動音や本体が大きいのは人によっては気になるかもしれませんね。
除湿量が多く、温度上昇が低いのは梅雨~夏場には嬉しい!
◆ゼオライト式(デシカント式)
ゼオライトという吸湿材に湿気を吸わせて吸湿するという方式です。
ゼオライトを乾燥させるために、本体内では温かい空気をゼオライト(吸湿材)にあてています。
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メリット
・本体が軽い
・作動音が小さい
・室温、気温に左右されずに湿度調整が出来る(オールシーズン向け)
デメリット
・ゼオライトを乾燥させるためのヒーターがあるため、温度上昇が高い(3℃~8℃)
・電気代が高い(機種によりますが、大体約11円/1時間)
ゼオライト式は梅雨~夏の気温が高い時期は室温を上げることになるので注意が必要です。
◆ハイブリッド式
上記に挙げたコンプレッサー式とゼオライト式のいいところを1つにしたのがハイブリッド式です。
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・夏場はコンプレッサー式、冬場はゼオライト式と使い分けが出来る
というメリットがありますが、本体価格がとーっても高く、サイズが大きいのがハイブリッド式のデメリットです。
夏場の湿気、冬場の結露の両方に悩む方にはかなりありがたい代物ですね。
逆に言えば、夏場か冬場どちらかしか悩んでいない方には不向きかもしれません。
除湿機の上手な使い方&有効な設置場所
必需品ではないけど、いいお値段のする除湿機。
購入する前にしっかり使い方をマスターしておきましょう!
除湿したい部屋は閉め切りにする
窓や扉を閉め切って、外からの湿気は部屋に入れないようにします。
しかし、空気を循環させた方がより効果的なので扇風機やサーキュレーターで空気を循環させるようにしましょう。
小さい空間の方がより除湿効果が出やすいので、自宅の間取りによって工夫してみてください。
浴室では換気扇をOFF
浴室で除湿機を使って洗濯物を乾かしたい、もしくは浴室のカビ対策に使いたい!という方もいると思います。
浴室でも閉め切って除湿機を使うようにします。
換気扇を消すと外から湿気が入ってこないので換気扇は消しましょう。
浴室には電源コードがないので、洗面室か他のところから引っ張ってくる必要があります。
その際どうしてもコードの分隙間があいてしまいますが、これはしょうがないですね。
洗面室の扉を閉めるか、もしくは浴室の扉を開けて洗面室の扉は閉めるといいですよ。
洗濯物の真下に置く
洗濯物を乾かすために除湿機を使う場合は、除湿機は洗濯物の真下に置きます。
湿度は下にさがってきますから、さがってきた湿度を除湿機でキャッチするイメージです。
除湿機に「衣類乾燥モード」がついていたら、それを使うのがベストですね。
より早く洗濯物を乾かす為には
・扇風機の風をあてる
・洗濯物の下に新聞紙をひく
これらを併用すれば、少しでも早く洗濯物を乾かすことが出来ます。
まとめ
色々と調べてみましたが、除湿機はただ単にスイッチON!でたちどころに湿気がなくなるということではなさそうです。
扇風機の併用や置き場所などにも工夫が必要で、少々コツのいる家電ということがわかりました。
結構いいお値段なので気軽にポチっと買えないので、もうちょっと勉強してみようと思います。