魔の2歳児とも言われる、2歳の子供はイヤイヤ期で何かと大変ですよね。
特に食事のことで悩みを抱えるお母さんは多いと思います。
2歳の子どもの偏食の原因や対応策を私のママ友の意見などもまとめました。
目次
2歳の偏食の原因とは?
離乳食の頃は何でもよく食べていたのに、なぜ急に偏食になっちゃったの?
と、頭を抱えていませんか?
2歳児の偏食の原因について調べてみました。
イヤイヤ期が原因?
早い子は1歳半ごろから始まるイヤイヤ期は第一反抗期と呼ばれています。
自我や言葉が発達し、自己主張をはっきりするようになります。
このイヤイヤ期が偏食の原因になっていることは大いに考えられます。
・にんじんは好きだけど→「(にんじんがお花の形になっていないから)イヤ!」
・ピーマンは好きだけど→「(肉詰めになっていないから)イヤ!」
・お肉は好きだけど→「(味付けがいつもと違うから)イヤ!」
大人にしてみれば「何でも味一緒でしょ!」と思いますが、子供にとってはきっと大きな事なんですよね。
イヤな理由をはっきり言ってくれればいいのですが、2歳くらいではそこまではっきり話せません。
話せるようになるまで、親が理解できるまではしょうがないことかもしれませんね。
味付けの濃さ?
1歳を過ぎ、離乳食が完了期を迎えたあとは、大人のメニューを取り分けられるようになりかなり楽になりますよね。
外食もしやすくなりますし、離乳食のときから比べると味付けがどうしても濃くなります。
味付けが濃くなると、子供は素朴な味のものを「味がしない」と感じ、食べなくなることがあります。
素朴な味の食べ物というと、ポンと思い浮かぶのは白いご飯でしょうか。
私のママ友2人が「うちの子、本当に白いご飯を食べなくて…」と悩んでいたので、もしかしたらおかずの味が濃いのでは?と言ってみました。
どうやら的中していたようで、元々濃い味が好きなお母さんなので、ついつい濃くしてしまう、とのこと。
大人はおかずの味が濃いとご飯が進みますが、子供は味が濃いおかずを食べると全て味が濃くないと味がしないと感じてしまいます。
離乳食のときはよく食べていたのに…という場合は見直してみるといいかもしれません。
べーってしてみたい?
私の娘の話ですが、現在イヤイヤ期真っ最中で食事のときはかなり手を焼いています。
なんでもよく食べる子だと思っていたのですが、突然野菜をべーっと出すようになったんです。
なんでかなぁと色々と思い返してみると、娘の好きなキャラクターのアニメを見ていたら野菜をべーっとだすシーンがあったんです。
そのキャラクターも野菜が苦手で、野菜を食べないとデザートが食べられないよというお話なんですが、どうやら娘は真似したようなんです。
そのアニメの結末はデザート食べるために頑張って野菜を食べるんですが、そこは真似しないのが残念というかなんというか。
2歳くらいはなんでも真似をしたがる時期でもあります。
味や食感が嫌いじゃないのに、好きなキャラクターの真似をしたいだけで偏食ということもあるんですね。
2歳の偏食の対応は?
味が嫌い、食感がイヤ、以外にも偏食に原因があるとわかったところで、その対応について調べました。
お母さん達の実践した対応もご紹介します。
無理に食べさせない
イヤイヤ期の子には何を言ってもだめ。
となると、もう大人が出来ることといえば無理に食べさせない、放っておくのが楽かもしれません。
私が実践した対応策をご紹介します。
食事は食べたくない、けどお菓子は食べたい。
お菓子は食べたいけど、座って食べたくない。
お姫様のようなことを言うので、放っておきました。
「ご飯食べなくていいよ。座らなくていいよ。でも今ご飯しか食べるものないからね。好きにして。」
最初は座らなくていいんだ!ラッキー♪と思っていた娘ですが、お菓子がもらえないとなると怒る怒る。
でも私は食事はちゃんとテーブルの上に出しておいたので、あとは好きにして!という感じです。
30分くらい泣いたり怒ったりしてるとどうでもよくなってきたのか、自ら椅子に座りモグモグと食べ始めました。
イヤイヤ期は言われたことをやりたくない、というのも特徴のひとつですから放っておくのもアリだなと思います。
だしとコクを効かせてみる
味付けの濃さが原因の場合は、だしを効かせることを意識してみてください。
子供も大人もそうですが、だしの風味を強く感じると塩分(塩、醤油、味噌)を濃くしなくても美味しいと感じられます。
前述の味付けが濃い2人のママ友も、塩や醤油に頼って味付けをするのでかなり味が濃くなっていたようです。
昆布やかつおのだし以外にも、玉ねぎやキャベツなどの野菜のだしや、干ししいたけのだしもパンチの効いただしになります。
だし以外にも、砂糖やみりんを使ってコクをだすことも味付けが濃くなりすぎないポイントです。
実際にママ友も、だしとコクを意識して料理をするようにしたところ、白いご飯をばくばくと食べてくれるようになったそうです。
ご飯を食べるようになったので、おやつの時間以外にお菓子を欲しがることもなくなったのだとか。
味見をさせる
これは私の母が、私の偏食に悩んだときに実践した対応です。
私も例に漏れずイヤイヤ期の偏食を迎え、母も怒りがピークに。
そんなとき試してみたのが、調理中にそばに寄ってきたときの味見だそうです。
「味見する?」と呼ぶと喜んで走ってくるので、当時極端に嫌がっていたトマトを口に入れてみたら「おいしい!」と。
「ご飯のときまた食べようね」と声をかけて、実際に供するとあんなに嫌がっていたトマトを自ら食べたんだそうです。
もしやと思いそのあともしばらく味見作戦を続けていたら、何でも食べるようになったとのこと。
味見や試食って、子供にとってきっと特別なことなんですよね。
スーパーの試食のウィンナーもやたらと美味しく感じるのは、試食や味見という特別感なのかなと思います。
ましてや調理中のお母さんから端切れをもらうのって嬉しいですよね。
嬉しい、楽しいという一瞬の思い出が、ご飯を美味しく感じさせるのかもしれません。
まとめ
子供の食事問題は本当に悩みが尽きないものです。
でも「お腹が空いたら食べるでしょう」と思って構えてるくらいの方が親も子も楽かもしれません。
大人でも気乗りしないときってありますもんね。
1日のうちのほんの僅かな食事の時間ですから、お互いにイライラせず楽しく食べましょうね!