秋野菜・冬野菜は夏野菜に比べて、食べ
ごたえのある野菜が多いですよね。一度
の料理で使いきれないこともしばしば。
そんな秋野菜・冬野菜の保存方法や
空気が乾燥するこの季節に最適な
干し野菜の作り方もご参考になさってくださいね。
目次
野菜の保存方法、秋野菜はどう保存?
さつまいも、里芋、にんじん、などなど
ほっくり甘くておいしい野菜が多い、
秋野菜。キャベツやレタスのように1個
単位ではなく、袋に何個か入って売られ
ていることもあり、在庫過多になること
もありますよね。我が家にも現在立派な
さつまいも達が出番を待っています。
おいしさを逃さない保存方法をご紹介
します。
にんじん
高温多湿に弱いにんじんは、冷蔵庫の
野菜室保存がおすすめ。乾燥にも弱く、
かといって湿気がありすぎるのも
いけないので、1本ずつ新聞紙にくるみ
ビニール袋に入れておきましょう。
1~2週間ほど保存できます。葉っぱが
ついていたら切り離しておきましょう。
葉っぱも加熱して食べられますよ。
ごぼう
食物繊維たっぷりのごぼうは、泥付き
のものを購入するのがおすすめ。泥付
きのものでしたら、新聞紙にくるんで
日があたらない、涼しい場所で保管。
1~2週間持ちますよ。ささがきなどに
して、水にさらした後に冷凍も出来ま
す。汁物やきんぴらにどさっと使い
たいとき便利です。
里芋
里芋は温暖な気候で収穫される根野菜
です。冷蔵庫での保管は逆に寒すぎて
傷んでしまいますので、外の風通しの
良い場所で保管しましょう。
泥がついたままがベストですので、泥
付きを購入出来たら、そのまま新聞紙
にくるみ、保管します。
れんこん
冷たい水の中、泥の中で栽培される
れんこんは、冷蔵庫で湿気を持たせた
状態で保管するのがおすすめ。
大体のれんこんが売られている状態で
すでにカットされていますから、水を
張ったタッパーなどにつけておくのが
簡単で使いやすいですよ。
さつまいも
さつまいもは泥付きの状態で、1日
天日干しします。その後は日陰で風
通しの良いところへ。大体2ヵ月ほど
持ちます。
さつまいもも、里芋と同じように
寒すぎる場所が苦手ですが、逆に
暑すぎると発芽してしまいおいしく
なくなってしまいます。
気温が18℃以上になるうちは新聞紙
にくるんで冷蔵庫へ。
野菜の保存方法、冬野菜はどう保存?
寒くなると食べたくなる、鍋料理に
欠かせない冬野菜は、1つ1つが食べ
ごたえのある大きな野菜が多いです
よね。白菜、大根などはなかなか
一度では食べきれません。しかも
冷蔵庫で結構場所を取るんですよね。
おすすめの保存方法を紹介します。
白菜
丸ごとが手に入ったら新聞紙でくるんで
根を下にして立てたまま段ボールなどに
入れて外で保管しましょう。1ヵ月ほど
保存が効きます。
カットされた白菜はラップでぴっちり
包んで冷蔵庫の野菜室へ。カットして
ある白菜は傷みやすいので1週間以内
に早めに使いきりましょう。
長ねぎ
長ねぎは泥付きのまま手に入ったら泥を
落とさず新聞紙にくるみ、日陰の涼しい
ところで保管しましょう。2週間ほど持ち
ます。
綺麗に泥が落とされた状態のものは、青
い部分と白い部分を切り分けて、ポリ袋
へ入れて野菜室へ。どうしても切り口が
乾燥し、茶色く変色したりねぎが固く
なってきますので、1週間~10日くらい
で使い切りましょう。
大根
大根は葉っぱを切り分けて、新聞紙で
くるみ、日陰の涼しいところで保管し
ます。2週間程度持ちます。葉っぱは
新鮮なうちに茹で、冷凍しておくこと
が出来ます。使いかけの大根はラップ
にくるんで野菜室へ。切り口の部分だけ
でなく、大根全体をラップでくるむと
乾燥しづらくなります。1週間程度で
食べきりましょう。
野菜の保存方法、干すのもおすすめ!
空気が乾燥している秋冬の季節におすすめ
なのが干し野菜です。旨味や栄養価が増し、
食感も変わるので秋・冬野菜がたくさん
あってどう料理するか悩んでいるときは
是非やってみてください。味も食感も
変わるので飽きることなく食べきれます
よ。どんな野菜でも出来ますから、
お好きな野菜でチャレンジしてみて
くださいね。
干し野菜の作り方
1.野菜をよく洗い、皮つきのまま
好みの大きさにカットする。きのこは
石づきをとってほぐす
2.空気が乾燥していて、晴れた日の
10時~15時ごろに干す。ざるや専用の
干し野菜ネットに入れ、野菜同士が
重ならないようにする。
3.1~3日干したら、保存容器に入れて
保存。野菜がどれだけ乾燥しているか
によるが、1週間~1ヵ月は保存可能。
調理前には20分ほど水で戻す。
干し野菜カレーがおすすめ!
私が必ず毎年干すのは大根と白菜。
大根は乱切り、千切り、千六本、輪切り
など色々な形に切って様々な料理に
使用します。白菜は白い部分を拍子切り
にして干しておきます。
干し野菜は煮物や炒め物などなんでも
おいしいですが、私のおすすめは
なんといってもカレー!普通のカレー
のときにはあまり使用しない白菜や
大根も、干し野菜にするとしゃくしゃく
とした歯ごたえになり溶けきった肉や
玉ねぎの中で存在感があっておいしい
ですよ。我が家では干し野菜カレーに
するときは和風だしと油揚げをいれて
和風カレーにします。翌日はカレー
うどんにしても美味!是非試してみて
下さいね。
まとめ
秋・冬野菜はくせがないものが多く、
大人から赤ちゃんまで家族全員がおい
しく食べられるものが豊富です。
秋・冬野菜は体を温める効果もあり
ますので、冷え対策・風邪予防にも
おすすめです。たくさん食べて元気
に冬を乗り切りましょう!